試作・受託加工・装置の製造までを手掛ける富士電子工業だからこそ、
確かな品質保証体制で、高品質な受託検査サービスをご提供致します。

検査項目

・金属材料分析
・X線残留応力測定
・残留オーステナイト測定
・金属組織観察
・結晶粒度測定
etc...        

CASE:01

Q

いつも通り熱処理をしたのに、部品が早期破損してしまった。
破損した部品を調査したところ、多少硬くはなっているものの、指定の硬さには足りていないことが分かった。
原因を知りたいがどうしたら良いか?
対象ワーク:自動車関係部品

A

正常品と破損品に対して、材料分析を実施し、破損品が異材では無いかの確認を行った。

CASE:02

Q

部品の面圧を上げるために組織を微細マルテンにしたい。
現状は残留オーステナイトの量が少し多めなので、これも少なくする方向で焼入して確認したい。
対象ワーク:産業機器業界部品

A

ワークに熱電対を取り付け、水準(出力・時間)を振って加熱表面温度を950℃以内になるように焼入、組織観察を行った。

CASE:03

Q

ロットにより、焼割れする場合と、焼割れしない場合が発生。また焼割れ箇所が特定の部位に集中していた。焼入れに起因する割れではないとは思うが、念のため、焼入後の上記の特定部位の状態を調べてみたい。
対象ワーク:自動車関係部品

A

焼割れしたワークの組織検査を実施。さらに、残量応力測定装置にて特定部位の残留応力を確認した。

検査機器

  • 金属材料分析装置

    特に炭素の分析精度や測定数値の再現性に優れています。材料と品質結果の関係性を明確にご提示します。

  • デジタルマイクロスコープ

    常にフルフォーカスの撮影が可能な為、
    短時間で鮮明画像の組織写真をご提供できます。
    黒鉛球状化率や結晶粒度測定等にも対応しております。

  • X線残留応力測定装置

    R部・ギヤの歯底など各所の残留応力を測定します。世界最小・最軽量のポータブル装置の為、大型ワークの測定からφ170以上の内径まで測定可能です。

  • その他にも

    • 3次元測定機
    • 3Dプリンタ
    • 磁粉探傷装置
    • ロックウェル硬さ試験機
    • ビッカース硬さ試験機 など