試作開発の方向性を検証する方法として、加熱シミュレーションも併せてご利用いただいております。
シミュレーション解析によって可視化される為、高周波焼入れ、高周波誘導加熱を
新たに取り込まれるお客様にはイメージがしやすくなっています。

加熱シミュレーションとは

ワーク及びコイルの3D CADデータを活用し、FEM(有限要素法)にて実施します。
主に電圧や周波数等の入力に対し、ワークの加熱状況や電力を時系列で出力します。
ワークの移動や回転も反映可能です。
高周波誘導加熱は電気、電磁界、熱の相互の連成解析が必要であり、各分野に適用されるパラメータは弊社で蓄積されてきたデータに基づくものです。

加熱シミュレーションの活用例

  • 対象ワークの
    内外の熱分布の
    把握
  • 装置構成や
    コイル形状の
    妥当性
  • 検討試作に
    おける問題点の
    あぶり出し
  • 試作では
    困難な長尺ワークの
    連続送り加熱の
    熱分布
  • コイル共用化
    による加熱効率
    の差異

※専門スタッフが対応しておりますので、ご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。