富士電子工業は、創業以来60年以上に亘り、IHを利用した熱処理設備やその他多くの応用技術に取り組んで参りました。
創業時より、技術への拘りは強く、理にかなった最適な方法で最適な結果を求めて参りました。それが故に、ひたすら「安いモノ」を求めるお客様にはなかなか理解されず、苦しい時期もありました。
しかし、一方で弊社の姿勢に共感し、暖かく見守ってくださるお客様にも沢山恵まれ、如何にして精度の高い安定した方法を確立するか、お客様にとって使いやすいモノとするか、監視がしやすく長く利用して貰えるモノにするか、といったことにも注力し、評価も得て参りました。
そして、この数年取り組んできたIoTを利用した予知保全に関しても、2022年度以降は、特許等の申請も終わり、幾つか製品としてお客様に提供できる用意が整いました。
また、近年のカーボンニュートラルの実現に向けて、IHの新たな利用領域が広がっております。
これからも、お客様の明日の競争力を支えられるように、従来の技術を活かしつつ、新しいモノに果敢に挑戦する企業でありたいと思います。
そのためにも、多様な人材の育成に取り組みつつ、さらに働きがいのある職場を目指し、協力企業とも前向きに協力し合えるよう、真摯に努力を重ねていきます。
どうか、これからも、ご支援ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。