富士電子工業のトランジスタインバータは、お客様の多様な用途に合わせ、
広範囲な出力帯、周波数帯のラインナップをご用意しております。

FOCUSシリーズ

FOCUS
  • 最大変換効率97%
  • 出力~1100kW・周波数~400kHz
  • 1台で多周波数の切替発振が可能
  • 負荷変動に強い並列共振回路
FOCUS標準定格表
型  式 出  力
(kW)
周波数
(kHz)
サイズ W×D×H
(mm)
重量
(ton)
FOCUS I-PI 70~120 10~100 800×600×2200 0.7
FOCUS II-PI 80~270 10~100 1400×600×2200 1.2
FOCUS III-PI 150~450 10~100 2000×600×2200 1.5
FOCUS III-PI/600 470~600 10~20 2200×600×2200 2.0
FOCUS Ⅳ-PI 200~1100 10~100 3200×800×2200 3.2
FOCUS Ⅳ-PI-12P
(12バルス対応)
400~1100 10~100 4600×800×2200 4.0
FOCUS V-PM 130 100~400 1200×600×2200 1.0
FOCUS VI-PM 250 100~400 2200×600×2200 2.0

FITシリーズ

FIT
  • 最大変換効率92%
  • 低出力の焼入、加熱、ロー付け、焼嵌め、焼鈍しに最適
  • 場所を取らないコンパクトサイズ
  • 負荷変動に強い並列共振回路
FIT標準定格表
型  式 出  力
(kW)
周波数
(kHz)
サイズ W×D×H
(mm)
重量
(ton)
FIT-I 5~30 10~100 800×600×1870 0.4

発振器も
カーボンニュートラルの装いへ

1970年代以前に真空管式発振器が登場して以降、半導体スイッチの技術が進み、現在の主流はトランジスタインバータとなりました。
トランジスタ式は真空管式に比べ、45~60%の消費電力量が大幅に削減できます。高周波誘導加熱装置からCO2は排出されませんが、電気使用量としてCO2値を換算すると、年間数トンのCO2削減につながります。

変換効率
真空管式とトランジスタ式の10年間のCO2排出量の差